依頼の流れと費用目安
債務(借金)整理の相談・裁判について弁護士に依頼したとき、どのような流れで手続きが進行するのかをまとめました。必要となる費用の目安についても解説していますので、ぜひチェックしてください。
債務整理で弁護士に依頼した場合の流れ
債務(借金)整理を弁護士に依頼すると、債権者(金融会社など)からの督促をストップさせることができます。一人で悩まず、一日でも早く弁護士に依頼することが大切です。以下に、弁護士に債務整理を依頼した場合の流れをご紹介します。
1.弁護士への相談・契約
まず、法律相談などを利用して債務(借金)整理の実績豊富な弁護士を探します。相談に行く際は、借入先・残金が分かる資料(契約書・返済領収書・請求書など)を持参。必要な手続き・費用などの条件が合えば契約を行います。
2.受任通知(弁護士介入通知)の送付
契約を行うと、まず弁護士は受任通知(弁護士介入通知)を債権者に送付。通知が債権者に届くと督促が止まり、返済をする必要がなくなります。これ以降は弁護士が代理人となって一切の手続きを進めるため、依頼者と債権者の直接のやり取りはなくなります。
3.債権届出・取引履歴の開示請求・金利の引き直し
各債権者に取引履歴の開示を請求し、依頼者の資料・記憶と内容が一致するかを確認。取引履歴をもとに、利息制限法の範囲内に引き直し計算を行います。引き直し計算とは、利息制限法が定める金利(15?20%)内で利息を返済したものと仮定し、借金の残額を再計算することです。これで残額がマイナスになる場合は、過払い金の返還請求を行うことができます。
4.債務整理の方法を決定
金利の引き直し計算を行うと債務の総額が確定するため、ここで方針の検討(任意整理・個人再生・自己破産など)をします。弁護士のアドバイスをもとに、最適な債務整理方法を選びましょう。
費用の相場
債務(借金)整理を弁護士に依頼した際、かかる費用の目安は以下の通りです。
任意整理 | ・着手金:1社あたり2?4万円程度 ・報酬金:着手金とほぼ同額(債権の減額・過払い金の返還があった場合は金額の数%を報酬金として加算) |
自己破産 | ・着手金:20万円程度 ・報酬金:着手金とほぼ同額(免責決定が得られた場合のみ発生) |
個人再生 | ・着手金:30万円程度 ・報酬金:着手金とほぼ同額 |
債務整理における弁護士費用は、各事務所によって大きな差があるようです。しかし、費用の高い・安いだけで弁護士を選ぶワケにもいかないため、しっかりと話を聞いて慎重に選ぶようにしてください。よい弁護士事務所は、依頼者の資力に応じた金額・支払方法を提示してくれます。すぐに費用を全額支払いできない場合、分割払い・過払い金回収による精算時払い・法テラスの利用などが選べることもあります。
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